お口の健康を保っていただくために…
当院では、治療を行うだけではなく、患者さまに長くお口の健康を保っていただくために、3ヵ月~半年に一度の定期健診をお勧めしております。
定期健診では担当医が異常のないことを確認し、小さな異常が大きな異常になってしまわないように早期発見を行っております。
虫歯編
ご存知ですか?虫歯のこと。
虫歯ができる4つの原因
虫歯は4つの原因が重なった状態のままで時間がたつと進行します。
4つの原因とは、【虫歯菌】【糖分】【時間】【歯質】が合わさると虫歯となります。
例えば、甘いものをたくさん食べて歯を磨かず、時間が経過すると虫歯菌が寄ってきて少しずつ穴が溶けて開いてきます。
虫歯を防ぐには?
- 強い歯をつくる
- 虫歯菌を減らす
- 甘い食べ物をコントロールする
この3つの条件がそろえば、虫歯菌を防ぐことができます。
例えば、規則正しい生活を心がけたり、おやつは時間と量を決めるなどご自分で少し気をつけるだけで虫歯は軽減できます。
また、ご自分で気をつける以外に、定期健診を患者さまにお知らせをいたしておりますので、ぜひご参加いただくことをおすすめいたします。
歯周病編
歯周病も予防次第で防ぐことができます。
あなたは大丈夫?!まずは歯周病チェックから!
- 歯を磨いたとき、リンゴを食べたときに歯肉から出血する。
- 歯肉がはれてウミがでたりする。
- 指で歯をさわるとグラグラ動く感じがする。
- 歯と歯の間によく食べものが挟まる。
- 鏡で見る歯が長くなったような感じがする。
- 歯肉が赤くハグラシをすると歯肉が痛い。
- 冷たいものを飲むと虫歯でもないのにしみる。
- 口臭があり、親しい人から「口が臭い」と言われたことがある。
さて、あなたはいくつYESがありましたか? 1つでもあれば「歯周病」の可能性ありです。
歯周病を防ぐには?
- まず、お口の中を清潔にすることが大切!プラーク・歯石があれば取り除きます。
- 歯石を取ったら終わりではありません。
歯肉に炎症が起きている(腫れる、赤くなっている、出血する)ところを歯ブラシで磨いていきます。- 上記のことを続けると、ツルツルの歯+歯ブラシをしても出血しない歯肉になっていきます。
治療と予防を進めるには、歯科医院と患者さまの協力が一番大切です。歯周病は知らない間に進行していくため、長いお付き合いが考えられます。
定期的な経過観察が必要です。
少しでも患者さまの不安を解消できればと当院では定期健診をすすめております。
定期検診について
はりなかのファミリー歯科では、定期検診をおはがきでお知らせし、少しでも患者さまのお力になればと考えております。
知ってください。定期検診のこと。
定期検診の目的
みなさまのお口の中が健康に保たれているかを確認することです。
子どもの頃は、歯科検診が年に1回ありますが、社会に出てからはどうでしょうか?
痛みがでるか自分で受診するかにより来院されるケースが現状です。「痛みがでてきた」という場合、虫歯・歯周病でもかなりの進行がみられ、処置にも回数がかかったりし、歯の寿命を縮めることにも繋がります。
定期検診の目的は、「一生自分の歯でお食事できる」を目標に歯の健康維持と早期治療を行なうことで将来につながっていきます。
歯を全部失くされたり、残り少なくなった方へは、これ以上歯の本数が減らないように、歯のクリーニングや入れ歯の調整により、しっかり噛むことができ、そのままで維持していただけるためのものです。
定期検診ですることは?
- 虫歯になっていないか?
- 歯周病が進行していないか?
- かたいものでも、何でも食べられるように、8020(80歳で20本の歯)を目指します!
- 歯周病にならないようにクリーニング。
虫歯にならないようにブラッシング指導・フッ素の利用法をアドバイスいたします。- かぶせ物や詰め物に不具合がないか点検します。
- お口の粘膜に異常がないか点検します。
更に、プロフェッショナル・ケア!
1 | 虫歯のチェック |
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2 | 歯周病のチェック |
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3 | ブラッシング指導 | 各個人の歯並び、ブラッシングしにくいところのご相談を一緒に考えながらアドバイスさせていただきます。 |
お子様の場合 |
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入れ歯をご使用の場合 |
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インプラントを入れている場合 | インプラント本体及びその周囲に異常がでていないか確認をします。 |
患者さまと私たちで、一緒にお口の健康維持を予防・早期治療を行なって行きましょう!